大切なもの





「これから昼休み、どうしよう」




一人とか寂しすぎるね




自分からそうしたんだけど…




でもあの人たちといるよりはましかな?




「初希ー、一人?」



いきなり話しかけられる




あたしは後ろを振り返る




そこにいたのは



松方くん



創たちと同じ部活の仲間



「あ、うん」



「いつものメンバーで食べないの?」




「いや、あの二人付き合っちゃったし。紘も彼女と食べてるから…」



「ほぉー、あの二人付き合ったんだ。食べる人いないなら俺たちと食べる?」



という松方くんからのお誘い




それはもちろん



「たべる!」




あたしは松方くんについていく