***
私は食後、照れくささもあって早々に自室へ引きこもった。
拓真はあの後もリビングにいて、電話で何やら話し込んでいるようだった。
多分、あの女だろうと思ったけれど、変に感情的になってしまう事はもう無かった。
職場の人だろうから明日も顔を合わせる訳で、しかも拓真の部下だと言っていて……
拓真も大変だな、と思った。
早々にベッドにもぐりこんだけれど、それでも、気持ちが昂ぶっていた私は浅い眠りにしか付くことができなかった。
ベッドの上で何度も寝返りを打つけれど、それでも上手く眠ることはできなくて。
気が付けば丑三つ時も過ぎていた。
寝つけない私は溜息交じりで少し冷たい水でも飲もうと思い立ち、ベッドの中から抜け出した。
廊下に出ると、電気をつけていないのに仄かに明るかい。
リビングのドアから室内の灯りが薄暗い廊下に光を落としているからだとすぐに気が付いた。
音がしていないから、拓真が起きているとは思わなくて驚いた。
「拓真? まだ起きてたの?」
リビングに入り拓真に声を掛ければ返事は無い。
ただ静かに、規則正しい時計の音と寝息が聞こえてくるだけだ。
私は食後、照れくささもあって早々に自室へ引きこもった。
拓真はあの後もリビングにいて、電話で何やら話し込んでいるようだった。
多分、あの女だろうと思ったけれど、変に感情的になってしまう事はもう無かった。
職場の人だろうから明日も顔を合わせる訳で、しかも拓真の部下だと言っていて……
拓真も大変だな、と思った。
早々にベッドにもぐりこんだけれど、それでも、気持ちが昂ぶっていた私は浅い眠りにしか付くことができなかった。
ベッドの上で何度も寝返りを打つけれど、それでも上手く眠ることはできなくて。
気が付けば丑三つ時も過ぎていた。
寝つけない私は溜息交じりで少し冷たい水でも飲もうと思い立ち、ベッドの中から抜け出した。
廊下に出ると、電気をつけていないのに仄かに明るかい。
リビングのドアから室内の灯りが薄暗い廊下に光を落としているからだとすぐに気が付いた。
音がしていないから、拓真が起きているとは思わなくて驚いた。
「拓真? まだ起きてたの?」
リビングに入り拓真に声を掛ければ返事は無い。
ただ静かに、規則正しい時計の音と寝息が聞こえてくるだけだ。
