眠り姫と総長様


「お前らに集まってもらったのは

姫を紹介するためだ。」


湊の言った瞬間、倉庫がまたざわざわする。


そう言えば、ここに来た理由って

あたしがここの姫になるから挨拶するためだっけ…?


すっかり目的を忘れてた。


「黙れ」


今度は海くんが黙らせる。

基本、マジメな海くんが言うと少し怖い気がする。


みんな黙っちゃったよ。

震えている人とかいるよ?

かわいそー。


なんて他人事のように聞いている。

だって実際そうだし…?