フワッとした笑顔でさらりと言った未衣は本当の事を言ったとわかる。


「それにしても、湊の髪の毛ってさらさらだねー」


そう言って俺の髪を触る未衣。


これを素でやっているとわかるとある意味恐ろしい。


それに俺の顔は赤くなり、航輝と陸にからかわれたのは言うまでもない。



それから未衣といろんな話をして、


時間はあっという間に過ぎて言った。



ガラガラ


「未衣ーー……って

お前らいつの間にそんな仲良くなったのか。」


「あっ、ゆーちゃん!」


嬉しそうに悠さんに抱きつく未衣。

イラっとした。


「未衣、楽しかったか?」


「うん!

お友達がたくさん出来たよ!」

「よかったな」