眠り姫と総長様


飲み会が始まって、下の面子とたくさんお喋りをした。


みんな凄いあたしのことを探してくれてたらしく、お礼をしておいた。


「ありがとー。」


「全然大丈夫っす!
みんな未衣さん大好きですから!」


下の面子と喋ってから、上に居るみんなの元に。


「みんなありがとー。」


「未衣ちゃんの為だもん!」

「当たり前だろ」

「未衣ちゃんが居ないと倉庫が暗くて仕方ないんだよ。」


「みんな大好きー!」


「のわっ!」


3人一気に抱きつくと、後ろに倒れそうになった。


「危ないだろ未衣!」


「ごめんねー。」


「今日は許してやるし」


「こーちゃん何様だしー。」


「航輝様だ!」


「こーちゃんバーカ。」


「未衣ちゃん口悪くなってない!?」


ん?元からじゃない?


「もう勝手に居なくなるなよ」


「はーい」


もう居なくならないよ。


だって、みんなの事大好きだもん。


離れられないよ。


ありがと。みんな。