眠り姫と総長様


世間話をしながら、門に行く。


門の前に停めてある、仁の車に乗る。


窓を開けて、


「未衣。」


「なーにー?」


「明日、10時に迎えに来るから。」


「わかったー。」


「また明日な。」


「うん!みんなまたねー。」


「じゃーねー!未衣ちゃん」

「また明日。」

「明日な、未衣!」


「じゃーねー」


こうして、未衣に見送られながら篠原組を出た。


「未衣ちゃん何も変わってなかったね」


「そうだな。」


「着物着てると、なんかエロいな。」


「航輝コロス。」


「いぎゃぁぁぁ」


航輝の首を軽く締める。軽く。ここ重要


「湊、てめぇ!本気で締めただろ!」


「………」


バレてた。


ぎゃんぎゃん騒ぐ航輝はいつもの事だから、ほっておく。


めんどくせぇし。


それに

「航輝。」

基本、うるさいのが嫌いな海がブラックスマイルで鎮めてくれるし。


「はい…」


ほらな?


一気に静かになる車の中。