眠り姫と総長様


その日から、みーくんは少し可笑しな行動をするようになった。


おデコにチューは毎晩。

その他にも、髪を触ったり足を触ってきたり……

全てあたしが寝ている時にやっていた。

そんなみーくんが気になり、寝たふりをして行動を見ていた。


「はぁ…はぁ…」


ある晩

みーくんがいつものように部屋に来ると
興奮した様子だった。


息を荒くして、あたしの服に手をかけるみーくん。


突然のことに驚いて

「みーくん!?」

「みー……」


野獣のような目をした、いつもと違うみーくんに恐怖を覚える。

それでも服を脱がそうとするみーくんに抵抗するも、虚しく両腕を掴まれた。


「ヤダ……やだよ。みーくん……」

嫌がるあたしをお構いなしに、行為を続けるみーくん。


「みー……愛してる。」


愛してる。

そう言って狂ったように腰を振るみーくん。