眠り姫と総長様


「ますます意味わかんねぇ。」


「さてと、本題だ。」

急に切り替えたいっちゃん。

どこでスイッチ入ったんだろ?
いまいちわからない。

「未衣がお前らの代の姫か?」

「そうだ。」

「守る気はあるか?」

「当たり前だ。」


「未衣。」

「なーにー?」

「本当にこれで良いんだな?」

どれの事を指しているのか分からないけど
「うん」

"今"を楽しみたかった。


「合格だ。
さて、飲むぞー!」

いっちゃんの声で飲み会が始まった。

どんどん持ってこられるご飯とお酒。


昔に戻ったみたいだった。