眠り姫と総長様


高宮 一樹
高宮組組長
湊のお父さん。

春川 洋
りっくんと海くんのお父さん。

お父さんの親友で、昔よくみんなでご飯を食べた。


「あのー……」

「どういうこと?」

「ってか、知り合い!?」

「意味わかんねぇ」


突然の事に着いて行けてないみんな。

「よーちゃーん!」

「みーいー!」


そんなこと御構いなしに今度は、よーちゃんに抱きつく。


「未衣、俺は?」

「たっちゃんは毎日抱きついてるもん」

「未衣が反抗期だー」

嘘泣きするたっちゃんはいつもの事。


「おい。」

「なんだ湊。」

「どういうことか説明しろよ。」


こう見ると、いっちゃんと湊って似てるなー。

みんな変わってないな。


「未衣は俺の心友の子供。
昔よくこの家に来てたぞ?」


「あ"?」

いっちゃん家か、あたしの家に集まってご飯食べてたよ?


「湊と会ったことなかったねー。」

「運がなかったんだろ。」