眠り姫と総長様


「考えて仕方ねぇし屋上行こうぜ」


「そーだね!」


「あとで悠さん問い詰めなくちゃ」


一人返事とは違うが……


とりあえず俺たちがいつも溜まっている屋上に向かう。



ーガチャ


屋上に着くと海が


「ねぇ、フェンスの所に誰かいるよ」


指を差しながら言ってきた。


「本当だー。

近くに行ってみよー!」


陸が走ってフェンスに向かう。


その後を俺と海が付いていく。


そこに居たのは……





フェンスに寄りかかって、気持ち良さそうに寝ている美少女だった。