何とかなっ、た?? 腰が抜け、その場に座り込む。 『あ、あの……大丈夫ですか??』 後ろに居た女の人に声をかけたが、応答がない。どうしたのだろうと振り返り、息を呑んだ。 「ヒヒヒヒッ!!!!」 『え??』 そこには、先ほどと同じような化け物が目をギラギラさせながら立っていたからだ。 もしかして……。彼女も化け物の仲間!?!?