お堅い男子は好きですか?~二人の幼なじみと甘々な恋~

なぜかふと、馨の待ち人なのに、雪菜も周囲の人と同じように遠巻きから見つめてしまう。


(なんだか、やっぱり先輩ってかっこいいよなあ…)



幼なじみで顔を昔から見ているとは言え、やはり他の人と比べてかけ離れている。

なのに弓道部のキャプテンならば、こうやって馨に話しかけてしまったり、視線が釘付けになってしまうのも無理はない。



雪菜が色々と考えていると、ふいに馨と目があった。


「あ…」


「雪菜ちゃん!!」
女の人達を避け、、手をあげながら馨は雪菜の方に笑って駆(か)けてきた。