先生がくじ引きの結果を黒板に書いていく。 「さ、この通りに移動しろ」 ”〜ちゃん、何番?”と皆がわいわいとしているなかで雪菜はもくもくと移動を開始した。 ちなみに雪菜の席は右端の最後列から左端の最後列になっただけで、さほど後ろに変わりはなかった。 雪菜は移動後、机に座り、前の席の人と、右の席の人が誰かなあ、とおもいつつ、そわそわしていた。 すると、聞き慣れた声がかけられた。 「雪菜、近いな。」 「ト、トリ!」 雪菜の願掛けは見事叶った。 羽鳥が前の席だったからだ。