(あせらず、ゆっくり行け、俺) 馨は雪菜の手を離した。 大切すぎて、接し方がわからないなんて、 俺は恋愛初心者か。 だが、馨は無謀なことをして雪菜から嫌われることは避けたかった。 「これから、羽鳥とバトルだな…」 近くにいた幼馴染が一番強敵の恋敵になるなんてよそうしてなかったなあ 馨は自嘲(じちょう)した。