「実は、俺雪菜ちゃんに、ひとつ言いたいことがあって」 雪菜は、いつも通りハテナを浮かべて 馨を見つめる。 俺が、ずっと、ずっと、言いたかった事 幼なじみの心地よい関係を壊したくなくて 言うのをずっとためらっていた事 馨は、一度離れた雪菜の手をつかみ 手の甲に、キスをした。 まるで、誓いのキスをするかのように 雪菜をまっすぐに見つめる 「――――俺は、雪菜ちゃんが好きです。 付き合ってください」