「なぁ、愛結?」 「んー?」 「お前、いつ帰るの?」 「・・・・・・」 東さんとの面談から三日後。 娯楽室で皆でテレビを見ていた時だった。 隣に座っていた翔君がいきなり話しかけてきた。 いつ帰る、と聞かれてもあたしが知るはずもない。