「みなさ~ん、新しい人が来ましたよ。自己紹介をするので集まってください」 びっくりした・・・ 河野さんはいきなり叫んだのだ。 部屋の中には、4人の男女がいた。 優しそうな人と、恐そうな人、それぞれだった。 河野さんの指示を聞いて、あたしの周りに人が集まってきた。 「えーっと、では、翔君から自己紹介お願いします」 河野さんが、一番右端にいた男の子にいった。 カッコいい・・・ やっぱりヤンキーっぽいけど。 髪をたてて、茶髪で高身長。 見惚れていると、その男の子が口を開いた。