ハイスクールラブ~2人のmemory~

「なぁ、親父。もしかして俺達と関係があるんじゃないか?」


「例えば、ミオンをtrick☆starに入れるとかね~」



「なんだお前ら、よく分かってるじゃないか。その通りだ。ミオン君にはtrick☆starに入ってもらう」



カイトとナルミの予想は当たっていたようだ。……あれ?だとしたら、私がtrick☆starに入るのは、



「あの、私がtrick☆starに入るのはお父さんに衣装を作って貰うためとかですか?」



そうとしか考えられなかった。私も一応ギターは出来るけど、ただそれだけのことだ。



「おいおい、そんなわけ無いだろ!わたしがミオン君をそんなためだけには入れない」



そっか、そうだよね!



「すみません。私……」


「いや、良いんだよ。そう思ってしまうのもしょうがない。だがね、わたしは君の腕を信じてtrick☆starに入れるんだよ」



「私の腕を?」


「そう。君はギターをやっているからね。それに凄い技術もある」


「あれー、理事長は何でミオンのギターまで知ってるの?」



そういえば、イズミの言うとおりだ。いくらお母さんに聞いたとしても私のギターまでは分からないだろう。