雲とアイツの背中




ここなら大丈夫そう。





先生も誰もいないし。





早く行こーっと。





ここを曲がれば中庭だ。





「ついた…」




誰かいる…。



少し呟くと、私の前にいた人が振り向いた。




「どうも。お姉さん」




「ど、どうも」




いきなり挨拶してきたからびっくりした。




てか、なんでお姉さんなんだろう。




聞かないけど。




「お姉さんはいつもここにいるの?」





返事をするかわりに頷いた。