ハッ ガバッとベッドから飛び起きると、ちょうど目覚まし時計が鳴った。 額や腕には汗がびっしょりで、パジャマが身体中にへばりつき、かなり気持ち悪い。 なんだか、嫌な夢をみた。 狐の<呪い>がなんだとか、社の封印がなんだとか… あいまいになってきた。