狐の呪い 〜社の奥の、その向こう〜





クラスを出、あたしと渋木くんは並んで話ながら、渋木くんのおじいさんの家に向かう。


おじいさんの家は渋木くん家から少し遠いらしく、電車に乗って行かなければならないらしい。


学校から一番近い駅に向かい、電車に乗る。


電車に乗っていても、話題は狐と<守護神>について。