「最後まで無事に生き延びることが出来たあなたに、賞品として、“自由”をお送り致します」
「は?賞品?自由?」
まるで意味が分からない。
背後はシャッターが降りていて後戻りは出来ないし、俺が立っている直径が1mほどしかない正方形の足場の向こうは底の見えない穴だ。
「これが自由?これのどこが自由だっていうんだ?笑わせるなよ……!」
「……ご自分の、」
不意に、女性の声は俺の言葉に応えた。
「ご自分の死の瞬間を選べることが自由だと、そう言った次第です」
「なっ……?!」
「今までお疲れ様でした」
「おい!ちょっと待て!おい!」
俺がいくら叫んでも、女性の声は何も応えてはくれなかった。やがて疲れ果て、その場にしゃがみ込む。
もう何をやっても無駄だっていうのか?このままここで餓死するか、今すぐに飛び降りて死ぬしかないっていうのか……?
絶望のみが俺の頭の中を埋め尽くしていく。
犯人がなんの目的でこんなことをしたのかも、犯人の姿も、選ばれたのが俺達だった理由も、助けがくるのかも……分からないのに。
死ぬまで、このままここで朽ち果てていくしかないっていうのかっ?!
「は?賞品?自由?」
まるで意味が分からない。
背後はシャッターが降りていて後戻りは出来ないし、俺が立っている直径が1mほどしかない正方形の足場の向こうは底の見えない穴だ。
「これが自由?これのどこが自由だっていうんだ?笑わせるなよ……!」
「……ご自分の、」
不意に、女性の声は俺の言葉に応えた。
「ご自分の死の瞬間を選べることが自由だと、そう言った次第です」
「なっ……?!」
「今までお疲れ様でした」
「おい!ちょっと待て!おい!」
俺がいくら叫んでも、女性の声は何も応えてはくれなかった。やがて疲れ果て、その場にしゃがみ込む。
もう何をやっても無駄だっていうのか?このままここで餓死するか、今すぐに飛び降りて死ぬしかないっていうのか……?
絶望のみが俺の頭の中を埋め尽くしていく。
犯人がなんの目的でこんなことをしたのかも、犯人の姿も、選ばれたのが俺達だった理由も、助けがくるのかも……分からないのに。
死ぬまで、このままここで朽ち果てていくしかないっていうのかっ?!



