流れのまま携帯番号を交換し、解散したのは10時半。
「スマホにしねぇの?」
「ショップにビビって行けねえなら一緒行く?」
ラインをやっていないと言うと、裸女が私がまだ携帯だと伝え、不思議そうにしていた会話を最後に、彼女達に手を振った。
いつもと違うバス停で、バス待ち。
「楽しかった~?」
「はい。凄く」
「良かった~」
目の前に止まったバスに乗り込み、揺られる事数分。
まだ歌いたかった、とか。
今度はアイドルソングメドレーで踊ろう、とか。
身ぶり手振りを付け加えて話す裸女が、遊ぶ前よりも――――――少し。
身近に思えた。
カラオケで踊ったり、ファーストフード店でお喋りしながら何時間も。
初体験だったけど、悪い気はしなかった。

