青空の下月夜に舞う

私だけじゃない、と言ったのに、裸女は一人だけ。

けれど、鼻歌を鳴らしながら靴を履き替える様子に、他に人が居ないのが当たり前みたいな……


あ、やっぱり三年なんだ。

下駄箱を確認した時、上にあるクラス表は、三年一組。


「行こっか」

「……は、い」


まあ、よく分からないのは今に始まったことじゃないし、一人じゃないのは、私含むと二人だって意味か?!

考えれば考える程よく分からん……

裸女の隣から、一歩後ろぐらいの位置で歩き出す。


その時。


「美咲!おせぇし!クソしてたんじゃねぇの?!」

「あはは!違うし~」

「あ、祐也に捨てられた子じゃん。何美咲かまってんの?」

「私の新しい友達に攻撃しないでよ~」


下駄箱から出て、直ぐ。
日陰になる職員出入り口には、あぐらをかいて座り込む……ギャルが三人。