青空の下月夜に舞う

皆が流れる様に、教室のドアに向かう中、ゆっくり帰りの用意をする。

持ち手に力を入れて立ち上がった時。
ポケットに入れていた携帯が震えた。



――――あ。


「はい」

『終わったー?』

「はい」

『じゃあ帰ろう~』

「い、一緒にですか?」

『うん。私だけじゃないけどね』

「え……?えぇ?一体どういう……」


切れた……



「……」



ちょっと、は。ね。
ここ電話切れるパターンだなってちょっと思ったけどね。

やっぱりマイペースだな。裸女。


とりあえず。下駄箱?

けれど、知らない人も一緒の様で、今すぐモチベーションは高くならない。

どこまでものんびりペースで、下駄箱に移動した私は、目の前の光景に目を丸めた。