青空の下月夜に舞う

私から見れば、裸で出てきて恥じらいが無かった今朝の貴方の方がクレイジーなんですが。


とは言えず。
話は流れ、響が付けたテレビ番組が、ちょうど裸女が好きな芸能人のドラマで。

「集中!」

一言で、静まり返ったリビング。


時計を見ると、11時47分。
学校、バイト、意味なく歩いたさっきの時間で、体はクタクタ。

正直早く寝たい。


出ていく、と決めた矢先。
照れた響と、いつもの祐也のテンションにほだされて。

今、一番恋しいのは、今朝寝ていたベッドだ。


話し掛けて、部屋に行く事を告げやすいのは、今日会ったばかりと言えど、同性の裸女。

けれども、只今ドラマに夢中だ。


深夜ドラマだから一時間ないと思うんだけど……

変に遠慮しても仕方ないと思いながらも、こんな状況で、「私、眠たいんで寝ます」って言える鉄の心臓は持ち合わせていない。

寧ろ居るなら会いたいぐらいだ。