青空の下月夜に舞う


まさか待っているだなんて思わず。


待っててくれるなら、祐也が良かった……
なんて、目の前のこの人には言えない。


思わず身構えるのは、当然の摂理で。


「何ビビってんだよ」


お前のせいだよ!

叫びたいけど、生憎そこまで頭はブッ飛んでない。近所迷惑を考えるくらいの常識はある。


無言で響を見つめ――――数秒。



「……った」

「は……?」


何?
もごもご言って聞こえない。


「悪かった……」

「……え。へ?……は?」

「また聞こえなかったのかよ……」


呆れた様に言い放つ。

いや、聞こえたけどね?


「さっきは、俺が悪い。ごめん」


あや、まってる、んだよ、ね?
いきなりの事で驚きが隠せない。