行くあてもなければ、そもそも私には家がない。
とぼとぼと歩きながら、向かった先は……
――――――あ。やっぱり。
開いてる訳ないよ、ね。
結構歩いた。
何分かはわかんないけど。
お風呂入ったのに、汗かいてるし。
夜風が気持ちいい。
髪は半渇きだし。
痛むじゃん、最悪。
ふう、と息を吐いて扉を背に座り直したのは。
二日前はここに寝てたのに。
ゴミ捨て場にはもう私のゴミは跡形もなくて。
たったそれだけの事が、私の存在を消された様で悲しくなった。
膝を抱えて、頭を伏せる。
車の音。バイクの音。
通りから少し路地に入ったこの場所は、光から隔離されている様で。
マイナス思考になればなる程、思い出したくもない事ばかりが浮かび、頭の中で必死に流行りの歌を再生した。
とぼとぼと歩きながら、向かった先は……
――――――あ。やっぱり。
開いてる訳ないよ、ね。
結構歩いた。
何分かはわかんないけど。
お風呂入ったのに、汗かいてるし。
夜風が気持ちいい。
髪は半渇きだし。
痛むじゃん、最悪。
ふう、と息を吐いて扉を背に座り直したのは。
二日前はここに寝てたのに。
ゴミ捨て場にはもう私のゴミは跡形もなくて。
たったそれだけの事が、私の存在を消された様で悲しくなった。
膝を抱えて、頭を伏せる。
車の音。バイクの音。
通りから少し路地に入ったこの場所は、光から隔離されている様で。
マイナス思考になればなる程、思い出したくもない事ばかりが浮かび、頭の中で必死に流行りの歌を再生した。

