「はっ、……ん、」 「麻衣?こっち向いて?」 「はぁ、あっ……!」 固く閉じていた唇をなぞり、口内に入ってくる。 ……指。 シーツを握りしめて……――耐える。 「可愛い。麻衣」 私の腰を掴んで、離してくれない。 額にはうっすら汗。 揺れる視界に涙が滲んでボヤける。 嫌だ、と言えればどれくらい楽だろう。 けれど、その代償はあまりにも大きい。 大丈夫。私はまだ……頑張れる。