体を洗ってくれたら、即出てってくれるのを願うしかない。
――――――その願いは。
「おい。少しよけろ」
「はははは入るの?!」
見事に打ち砕かれる。
チャプン――――――と響いた水音。
お湯が揺れる。
背中を向けて端に、小さくなる様に避けた。
はあ、なんて口から漏らす本人を、チラリと盗み見ると、長めの前髪はかきあげられ、切れ長の目が露に。
いつも以上の艶めきを放つ。
水も滴る、って言葉がピッタリだ。
その瞬間。
視線が絡まり、
「何見てんだよ」
「べ、別に……」
ふいっと顔を背けた。
心臓が可笑しい。
当たり前だ。ここはお風呂。
長風呂が好きで良かった。
まだ、のぼせない。
――――――その願いは。
「おい。少しよけろ」
「はははは入るの?!」
見事に打ち砕かれる。
チャプン――――――と響いた水音。
お湯が揺れる。
背中を向けて端に、小さくなる様に避けた。
はあ、なんて口から漏らす本人を、チラリと盗み見ると、長めの前髪はかきあげられ、切れ長の目が露に。
いつも以上の艶めきを放つ。
水も滴る、って言葉がピッタリだ。
その瞬間。
視線が絡まり、
「何見てんだよ」
「べ、別に……」
ふいっと顔を背けた。
心臓が可笑しい。
当たり前だ。ここはお風呂。
長風呂が好きで良かった。
まだ、のぼせない。

