青空の下月夜に舞う

お湯をすくって顔を洗い、そろそろ出ようと腰を浮かした時。


――――ガラガラガラ。



脱衣場の扉が開いた。

電気は付けてない。


でも脱いでいる服で誰か居るって判断してほしいんだけど……


「は、入ってます!」


ノックをされたトイレじゃないんだから……と。
言った後に自分でツッコミ。

でも!でもでも!
気付かないで入ってきたらいけないし。


扉が開く前に声を出した。

すると。


「あ?」

「ひゃ……っ!」


扉開けんなよ!
とっさに、扉に背を向けた私。


ナイス判断!!!!


「俺入りてえんだけど」

「上がる、上がるから……」


お湯が白くて良かった。
誰かのチョイスに大感謝。
ありがとう、誰かさん。