青空の下月夜に舞う

急いでお風呂に入ったからな。
こんなにリラックスするのが、久しぶりに感じる。

バタバタしてるよな。周りが。

私が、じゃないんだけど。


人生脇役でいいのに。
周りが動き始める事に、焦りを感じる。

やっと手に入れた普通の日常。

学校に行って、バイトして自分の家で眠る。


普通にしてたら、裸女も仲良くなる事はないんだろうな。

こんな見ず知らずの男の家に泊まる事も。


てかこの家。
大人を見たことないよね。

最初に気付くべきだけど、あまりにも他が、衝撃的過ぎてさ。


靴の数に、明らかに“普通”ではない男子。
マンション下にあるバイクの数。

睨むような視線を向けられている訳ではないけど。あの空気は苦手だ。