いつ眠ったのか。
重い体を起こした時。窓からはまだ灯りは漏れておらず。
携帯は――――開きたくない。
着信や、メールを知らせるイルミネーションが付いている。
セナかもしれないけど。
いや、やっぱり。
体は信じられないくらい汗をかいていた。
シャワー浴びたい。
ソッと部屋の扉を開けると、廊下は真っ暗。
音が何一つしない。
多分、夜中だよね?
静かにお風呂場に向かって、脱衣場の扉を閉めると、洗面台上にある時計で時刻を確認。
3時37分。
誰も起きてない筈だ。
音が響かない様に、なるべく静かに服を脱ぎ、シャワーを捻った。
少しぬるめのお湯で汗を流して、顔も洗う。
体を掌で撫で、さっぱりしてから直ぐお風呂を出るつもりが。
湯船がまだ温かい。
給湯スイッチは入ったままで、適温で保たれていた。
乳白色のお湯に。
体全体を浸けて息を吐くと、心地いい静寂。

