「俺、病気になった…けど…… すぐ直すから……心配…すんな」 九条くんが私の手をつかんで、 嘘…ついた。 さっきの話は…聞いてなかったんだ。 嘘が大っ嫌いな私に…嘘ついた。 こんな優しい嘘で、私を 元気になせようとしてるんだもん。 「うん、早く…元気になってね」 私は、大っ嫌いな嘘をついた。 私は、大好きな人の為に どんな辛いことがあっても "笑顔"でいるって 決めたから。