重い足を引き摺りながら、職員室を覗くと皇汰は居ない。
おばあちゃん先生とペコペコ謝っているリンダなら居たけれど。
「そう。お姉さんの友達だったのね」
「すみません。なついていたみたいなんですよ」
「――てっきり授業中に口説いているのかと思いましたわ。私の神聖な授業を」
「すみません」
多分、女の勘の方が当たっていると思うけど、面倒だからソッとしておこう。
「リンダ先生ー。岸六田先生は?」
ひょいっとドアから顔を出してそう聞くと、先生は私の顔を見て安堵するとわざわざこちらへ歩いてくる。
おばあちゃん先生に捕まっていたのを、私を使って逃げる気なんだ。
「もう時間だから荷物を纏めていると思う。実習生は図書室の横の書庫に荷物を置いているんだ」
「ふぅん。ありがとう」
頑張ってね、の気持ちを込めてウインクしたら、リンダは目をパチパチとさせた。
おばあちゃん先生とペコペコ謝っているリンダなら居たけれど。
「そう。お姉さんの友達だったのね」
「すみません。なついていたみたいなんですよ」
「――てっきり授業中に口説いているのかと思いましたわ。私の神聖な授業を」
「すみません」
多分、女の勘の方が当たっていると思うけど、面倒だからソッとしておこう。
「リンダ先生ー。岸六田先生は?」
ひょいっとドアから顔を出してそう聞くと、先生は私の顔を見て安堵するとわざわざこちらへ歩いてくる。
おばあちゃん先生に捕まっていたのを、私を使って逃げる気なんだ。
「もう時間だから荷物を纏めていると思う。実習生は図書室の横の書庫に荷物を置いているんだ」
「ふぅん。ありがとう」
頑張ってね、の気持ちを込めてウインクしたら、リンダは目をパチパチとさせた。



