201号室の、オオカミくん☆


そう、超絶美形な二人に甘いフェロモンを蒔かれて言われるのは悪い気はしない。

しない、けど。

二人は女の子に優しいけど、男には意地悪だ。

皇汰がさっきからずっと見ているのにわざと挑発的に言ってる。


「終わったんなら結愛連れて行きたいんだけど?」

「こんなにバタバタしてるのに皇汰くん温室でサボってたのー?」

「千景ちゃん可愛くセットしてうなじとかセクシーだったよ」

二人のニヤニヤした挑発にも、皇汰は表情を変えなかった。


ただ黙って私を真っ直ぐに見ている。


「今日は結愛と回るから千景なんて関係ないよ」

ふわりと髪を撫でられたと思ったら頭に花を添えられた。

鏡で見たら、朝顔みたいな桔梗みたいな青紫色の花だ。