201号室の、オオカミくん☆

明かりが付かないし、朝も今日は物音さえしなかった。


「あー。今ちょっとお祭りの準備でバタバタしてて留守なんだ。姉さんも実習で彼氏の家から直接実習園に行ってるから居ないし」

「え!? じゃああのアパートに私と皇汰しか居ないの!?」


ちょっと!

一つ屋根の下、二人きりドキドキ同居ラブ物語じゃない。


「んー。だから俺が一緒に帰れるんだからラッキーじゃん?」


ね?って笑うから危うく騙される所だったけど、全然大丈夫じゃない。

確かに一人暮らしの私には防犯対策が必要かもしれない。



「皇汰、あのさ」


「うん」


「皇汰のパンツ、ちょうだい」


「は!? え!?」


「この際汚れててもいいし」


「俺のパンツは汚くねーよ。てか、え!?」


なんでそんなに慌ててるんだろ。


「たかがパンツ1枚ぐらい良いじゃん。女の子の一人の夜は心細いんだってば」