201号室の、オオカミくん☆



にこにこ笑う葵に対して、皇汰は照れ臭そうに不機嫌……。

いつの間にか二人の距離も近づいてる?


「で、葵はなんで此処に?」

「暫く、此処に住もうかなって思ってね」

「本当に!?」

私が二人の顔を見渡すと、皇汰は不機嫌に、葵はにこやかに頷く。


「このまま葵を返したら、軟禁ぐらいされそうだったから」

「葉瀬川さんが責任持つって此処にやって来たの」


「ああ。じゃあ書斎代わりの103号室に入るんだ?」

花忘荘に、葵も一員になるなんてちょっと予想もしてなかった。


「え? 一緒じゃ駄目なの?」

「は?」

「俺、結愛と同じ部屋に住みたいなー」

ふふん、と機嫌よく葵が言うと皇汰が頭にチョップした。


「お前は俺とだ」