201号室の、オオカミくん☆











「買った。買った」

大量のショップ袋を持って満足げな光の隣で、安いキャミだけを買った私は小さな背を更に縮ませていた。

フッフッフッ
これで隣のセクシー結愛さんの完成だ。




「ゆーいちゃん、ひかるちゃーん」


ギクッ


通り過ぎようとした『Jewelry princess』の前で立ち止まった。


オレンジ頭のオレンジ眼鏡。

大きな花のピンで前髪を上げてる、

口元の黒子がセクシーなイケメン。



「今日は来てくれないの?」

両手をブンブンと降ってくれる。


「お金ないのー。ごめんね。リヒトさん」

いつもクールぶってる光が乙女のように頬を染めるイケメンが、寂しげに微笑んでから私を見た。



「ゆいちゃんはー?」

「私、お金が、」

「結愛は一人暮らし始めてお金がないんだって」


「えー。一人暮らし? 大丈夫? 男物パンツちゃんと干してる?」


「え?」


男物パンツ?