201号室の、オオカミくん☆



一先ず、岸六田先生と事務の先生で談話室に無理矢理入れて、事務の先生にリンダを呼ぶようにお願いした。

けど、二人はヒステリックにまだブツブツ言っていた。


「ルール違反はそっちだから。俺に舞させるくせに学校の事まで干渉したんだから俺も好きにさせて貰うよ」


「親に向かってお前は!」

「――親?」

葵は私の隣のソファに座ると、足を組んだ。

そして肘置きに肘を置き、冷たく笑う。


「ちゃんと見るのは半年ぶりなのに? 分家の行事になると俺を利用するだけの、ね」

葵からは全身で拒絶しているのが感じられた。

拒絶して、拒絶して、冷たい。

私には事情はわからないけど、葵の描く、光が射す前のあの夜みたいな絵が葵から感じられた。