201号室の、オオカミくん☆



葉瀬川さんに話したのは私だし、葉瀬川さんは昨日本家に手伝いに行ったんだ。

分家が手伝いに来てたんなら、話してしまったり?

あの葉瀬川さんが不用心すぎないかな?


「うちの子はまだ高校生よ!? 一年の勉強もさせないで話が違うわ!」

高校生一年……?


「あは。ばれちゃったか」


「絵なんか描かせず、勉学に力を入れるべきなのにっ」

葵の話は後回しにして、事務の先生だけじゃ召集がつかなくなってる二人へ話しかけた。



「あの、話が違うんじゃないですか?」

「?」


「葵に舞を踊らす代わりに自由にして下さってるはずですよね?」

「それは林田先生がちゃんとじっくり関わるから、です。なのに出張にかまけてウチの子を放置するなんて!」

「だから放置してないってば! 勝手に決めつけるなっ」