201号室の、オオカミくん☆


「無農薬の野菜?」

「んー。神童だからと人が手を加えたものをねー……」

「はぁ? 馬鹿じゃん。野菜も人が手を加えてるってーの」


とは思いつつ、それならなおのこと……頑張って作らないといけない気がした。

『あまり人が作ったの食べた事ないしー』
って言ってたのは、本当だったんだね。



「林田くん、忙しいのかな。漫画貸す約束してたのにー」

「あ、今週から、放課後毎日出張らしいです」


「へー」

葉瀬川さんがそう言って漫画にまた目線を戻したら、皆の用意ができたらしい。

ぞくぞくと外に停めてある車に乗り込んでいく。


「じゃあ、なるべく早く、俺だけでも戻るから」


「あはは。真面目に手伝いしなさいよ」