「いや、送るよ。この馬鹿、危なっかしいし」
「馬鹿って何だよ!」
「……馬鹿だろ」
鼻を摘ままれたので肩をポコポコ叩くけど、全然びくともしない。
「イチャイチャ中悪いけど、どうする?」
「イチャイチャ!?」
私が驚いていたら、葉背川さんが卵焼きやらウインナーを焼いてお弁当箱に詰めていく。
「どうするって?」
私が皆を見回すと、皆少しずつオニギリを多目に作っていた。
「今週の日曜がお祭りだからさ、オニギリ持って手伝い行こうかなって」
「岳リン、最近忙しくて眠ってなくてみかどちゃんが心配してるからさ」
「仕方ないのう。車に皆乗るかじゃな」
皆慌ただしく準備を始めた。
もしや、忙しいのを空気読めなくて皆を集めちゃった?



