「おー。美味しそうだねー」
漫画数冊を持参した葉瀬川さんは桐箱に入った大粒の梅を持ってきた。シンプルだけど美味しそう。
「俺は明太子。マヨネーズで混ぜるんだ」
「俺はおかか。醤油の濃い味が好きでさ」
トールさんとリヒトさんは素朴な、定番メニューでホッとする。
キャビアとかフォアグラとか似合うから持ってきたらどうしようかと思ってた。
「「結愛ちゃんは?」」
「あは。シーマヨです」
「「あー。王道だよねー」」
「熱っ」
葉背川さんが、ラップの上にご飯を乗せようとして熱くて飛び上がる。
リヒトさんとトールさんが慌てて手のひらを見てあげていた。
キッチンで味噌焼きオニギリを作るドラガンさんの横で、皇汰も何か煮込んでいた。
「皇汰?」



