皇汰の家の炊飯器で高級米を。
私の家の炊飯器でお米五合を炊いた。
皇汰の部屋に、何故か皆大集合して、わらわらと好きな具を持ち寄ってきた。
……私が作って届ける予定だったのに。
「あ――! もう狭い! 散れ散れ!」
テーブルにてきぱきと具や海苔やご飯を並べながら、皇汰がみんなに足を振り回した。
皇汰の部屋は、お姉さんの部屋だからか水色を基調にした大人しい部屋なんだけど、飾られた小物やらは可愛い。
壁の真ん中に布が貼られているのには驚いたけど。
(昔、隣の202号室から人を救済した時の名残らしい)
「儂は味噌じゃ! 味噌を塗ったお握りを焼いてしそで巻く!」
ドラガンさんはしそとフライパン、味噌を持参してきた。



