201号室の、オオカミくん☆



「なんでリンダの机から米を取り出してるんだ」

――放課後。

一緒に帰るんだから誤魔化せられない
そう皇汰に驚かれながらも、米を持上げたら足の親指に激痛が走った。


「いや、うん。リンダにオニギリ作れって」

「……ふぅん」


何か察したのか鋭い皇汰に冷や冷やしながらも、そのままお米を奪われた。


「皇汰はオニギリの具、何が良い?」


「んー。肉」

「…………」


聞いた人が悪かったかな。

まぁいいか。


「今日は誰か居るかなー。どうせなら皆の好きな具も聞きたいな……」

「お前が頼めばアイツらは来るだろ。木曜だから葉瀬川さんもいるだろうし」

「お。じゃあ歓迎会の御礼にオニギリ作ってみようかな」