201号室の、オオカミくん☆



「俺、俺、お、俺は、俺は好き、好き、好きだ」


「ぎゃー。顔を近づけるな!!」


何故か唇を舐めてんーっとすぼませて近づいていく。

気持ち悪い!
気持ち悪い!気持ち悪い!!!



「皇汰、早く来い!!!」


そう叫んだ瞬間、キリキリと痛んでいた腕を離された。


重く鈍い音と共にjrは飛んでいく。



「やめっやめて、やめっ」


吹っ飛ばされたjrを無言で蹴りを入れている人物に私は呆然としてしまった。




「あは。皇汰くんじゃなくて、ごめんね」


「葵……」


「でもね、結愛」


くるりと振り向いた葵は、唇を尖らせて少し怒っていた。


「結愛は女の子なんだから、危ないこと駄目だよ」