201号室の、オオカミくん☆



――イチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャしやがって!

あの二人デキてるんじゃないの?

私が入る隙間なんて一ミリも無いんじゃ……。



そう思ったら心がストンと落ちていく。

テンションを上げようにも心は簡単に持ち上がらない。

「失礼しますよー!」


勢いよく開けた扉は、油をしいたかのようによく滑り、そして良い音を奏でた。


「サボった奴がやけに偉そうに職員室に入って来てるな」


「うげっ」

学年主任様がピキピキと鼻の下……は既に伸びてるとして、ピキピキと血管を浮かばせて怒ってらっしゃる。


「桐原、君はちょっと来なさい」

慌ててリンダが呼び掛けると、学年主任は立ち上がろうとしていた体をまたイスに沈める。


意外や意外。リンダとかにも威張り散らしてるイメージだったのに。