これまでは……正直香水って苦手だった。



けれど、毎日いろんな香りに触れる度……それは着飾るためのもの、からその人の個性へと変わっていったんだ。



洗練された化粧品のフロア。



「何をお探しで?」



そう言いながら寄ってくるかっちりと制服を着こなしたお姉サマ方に……正直焦る。



「え……っと、香水を少々?」



って、なんで私が疑問系な訳!!!