-ピピピ- そんな話をしていたら鳴り響くタイマーの音。 どうしよ、私……秋さんに何にも出来てない。 そんな不安そうな私の表情を見て、秋さんは……やっぱり可愛い笑顔で言ったんだ。 「俺に気使ってるだろ?」 「……はい」 「大丈夫だからっ、ね?」 -チュッ- そんな軽い音と共に、おでこに伝わる優しい感触。 「ちょっとこっち来て!」